ひめしゃがの湯ツーリング

レポート by ひーくん

2004年7月25日(日曜日) 曇のち豪雨

梅雨もあけて連日茹だる様な暑さが続き、雨が恋しいと感じ初めた日曜。
前日までの暑い暑い晴天予報から一転、朝起きると怪しい雲行き。。。
よりによって、ツーリングの日に雨降りに成らなくても良いのにぃ〜〜〜(>_<)
それでも天気予報で降水確率40%未満なので決行です。

今回は、暑い昼間の走行を避けるため、早朝午前7時50分に中津川の木曽路元起へ集合としました。
わたしは、前日は下道で行くため早起きするつもりでしたが、結局6時20分ごろ家を出たため、
春日井から中央道を走ることになってしまいました。
中津川までの間に2度ほど雨に遭遇しましたが、局地的なもので、
わたしが集合場所付近に着いた時は薄日がさしておりました。

集合地の少し手前で、本日初参加のBMW-GSのおぜさと合流。
集合場所へつくと久々参加JJが早くも待っておりました。
その後、これまた初参加GSXのたつべー、たいじ、やすべぇ、Tommyと集まり、
これまた久々参加バイク復帰のにへいがオフ車で登場。
そしてヒロと集合時間までに9台が集まりました。
前後して、このところツーの見送り専門となってしまっている
金じファミリーがランクルで登場してくれました。

keiが春日井近辺で大雨に遭遇し雨宿りしていたため、
集合時間から少し遅れて無事Newマシーンで登場。
少し遅れると連絡のあったちー、いよを待って、
30分遅れの8時20分に金じファミリーと現地での再会を約束し、
全12台がわたし先頭ヒロ最後尾の布陣で出発しました。

まだ渋滞していない国道19号を塩尻方面へ。
空は薄日も指して来ますが、気温はまだそれほど上がっていません。
ただ車の数は多いため、二分割での走行を余儀なくされます。
こんな時、無線は便利!
不安なく御岳スキー場入口「本橋」を左折、県道20号から
最初の休憩地である道の駅三岳へ。
勢い勝って行き過ぎてしまったメンバーも居たようですが。。。

走っているうちは涼しいのですが、
止まっているとやはり夏の暑さが感じられます。
暑さを吹き飛ばすように、休憩を切上げ早々に県道20号に戻ります。
県道20号は御嶽山へ行く観光バス群に行く手を阻まれますが、
御嶽山の入り口を過ぎるとやっと山道を楽しめる環境が整います。
ゆったりと走る予定でしたが、
やすべぇ、Tommyコンビに追い上げられ次第にペースも上がり。。。
越の三叉路から左折し国道361号に入ると、
ここからは次の休憩地までフリー走行!

先ほどまで先頭を脅かしていたやすべぇ、Tommyコンビは、
この分岐を給油のため右折。
レースのピット作業の如く給油作業を済ませ、
後続の一段が追いつき左折する直前には復帰。
フリー走行を楽しみます。

わたしは早々に、
本日慣らし運転も終えたNewマシーンを持込んだKeiに、
先頭を譲り、2番手でフリー走行を楽しみました。
わたしの後ろにはたいじのイエローのマシーンが
見え隠れしていました。
途中、高根ダム付近でパトカーと警官が、
何やら長い棒を持ってが待ち構えており、
先頭Keiが戦意喪失。。。
しかし、後続車に聞いてみれば
長い棒は草刈鎌で付近の草刈の陣頭指揮だった模様。
ダム付近では住民たちが、
道路脇の草刈に精を出しておりました。

休憩地道の駅飛騨たかね工房には、kei、わたし、たいじに続き、
慣らし運転中だったはずの、おぜさが入ってきました。
全車が揃い、10分ほど休憩した後、
目的地ひめしゃがの湯に金じファミリーと合流約束だったため、
再出発しました。

国道361号権現トンネルを抜け、県道435号方向へ左折。
この時期のトンネルは、クーラがガンガン利いた場所のように快適です。
県道435号からスズラン高原方面へ進むところ、
先頭のわたしが勘違いから直進、最後尾ヒロからの連絡で、急遽Uターン。。。
遠回りアンド悪路走行を免れました。(^^ゞ
スズラン高原付近は、道も天候も快適で、県道441号を経由し、
看板に従い、小黒川の小さな橋を渡り、目的地ひめしゃがの湯に11時少し過ぎに到着しました。
駐車場には、既に金じファミリーが1時間あまり前から到着、待ちくたびれておりました。

早朝出発だったため、早々に昼食にしました。
ここのレストランのランチはバイキング!形式
欠食児童ならぬ欠食中年ばかりで。。。
競い合うように食材がお腹の中に消えました。

お腹がいっぱいになったところで、
温泉に入りました。
残念ながら写真はありませんが、
まだ新しく綺麗なところで、露天風呂も完備されていました。
温泉の源泉は温い泥水のような色でした。
ただ、露天風呂には虻が飛び回っており、
近くにハエ叩きが常備され、
わたしたちだけでも3匹ほど撃退してきました。
(刺されてしまったメンバーもいたようで。。。)

一風呂浴びた後、休憩場所の畳の上でゆっくりと昼寝を楽しみました。
夕方から用事のあるたいじは風呂あとの休息もそこそこ帰路へつきました。
その後、車でYぢぃとてっちゃんが、
とも、やまちゃん一家は車とバイクで相次ぎ参集。
やまちゃんは、用事があるようでバイクで早々帰路に着き会えませんでしたが、
ともアンド子供たちはそのまま温泉に残りました。

また、ここまで来たらオフ部の血が騒ぐTommyといよは、
岩屋ダムで再合流すると
昼寝もせずに近場の散策(?)に出かけました。

わたしは、ゆっくりと昼寝をし、二度目の露天風呂を楽しんでおりました。
そのうちに雲行きが怪しくなり、雨が降り出しました。
まぁ、出発までには時間があると、安心していたのですが。。。
午後3時半、周りは明るくなりつつも雨は止まず、
仕方なく、雨具装着でひめしゃがの湯を後にしました。

バイク9台と、ともアンド子供たちの乗るBoxer四輪は、
県道437号から飛騨小坂で国道41号へ入り、
上呂から飛騨川対岸の県道88号と走るうち、
雨も上がり雨具がだんだんと鬱陶しくなってきました。

飛騨萩原から国道257号、新日和田トンネルを抜けてすぐ左折
県道431号に入るあたりで何時の間にかTommyといよが自然合流。
天候も路面も完全にドライとなったため、
岩屋ダムではなく、道の駅馬瀬美輝の里で休憩。
わたしをはじめ数人のメンバーはここで雨具を脱ぎ去り
晴れ装備にしてしまいますが、
用心深いメンバーは雨具をそのまま装着。。。
これが後に明暗をわけることになってしまいます。(^_^.)

休憩後は、遅い車に先を阻まれながら、
県道431号〜県道86号で岩屋ダム周辺を走り、国道256号へ。
ここで、燃料の危うくなったkei、おぜさ、たつべーは給油のため
金山経由で道の駅平成で再会を約束し
残り8台は県道85号から上之保を抜けるルートを取ることにしました。

Boxerとも号を集団の真ん中に挟み、
先頭集団、わたし、やすべぇ、JJ、にへい、
後続集団、Tommy、ちー、いよ、ヒロで
県道85号の細い山道を快調に飛ばします。
子供たちを乗せた、とも号の飛びぬけた速さで、先頭集団も煽られ気味。。。
そんな山道を堪能していると、みるみるうちに周りが暗くなって
程なくして、滝のような大雨が襲ってきました。
細い山道のため、わたしには停車する余裕もなく、
そのまま強行突破を決め込みますが
全く雨脚は衰えず。。。
そればかりか、稲妻が黒い空を横切り
結構近くに落ちたよう。。。
前はほとんど見えません。
30分ほどそんな状態が続いたでしょうか。
少しは雨脚が弱まった頃、やっと上之保の町に入り
緊急でサークルKに停車しました。

一方後続集団は、小さな小屋を見つけ、そこで再度雨装備をし
10分程度遅れて同じ道を走ってきました。
この間も無線はずっと聞こえる範囲だったため
不安はありませんでした。

意地の悪い天気は、サークルKに停車し後続を待っている間に
ほとんどあがり、西の空がゆっくりと明るくなってきました。

給油組と再会予定、道の駅平成まで10分程度。
路面は濡れているものの、雨はもう大丈夫そう。

もう既に売店の閉まった道の駅平成に到着。
もう、雨の心配は無さそうですが、
全身ずぶ濡れで、本日計画していた小牧の「びっくりドンキーで反省会」は
濡れたままクーラーにあたったら風邪をひきそうなので断念することにしました。
2ヶ月まえのツーリングでは、やはり雨に遭遇し唇を紫に染めて震えていたメンバーもいましたが、
季節もすすみ今回はなんとか寒さによる震えは来なかったのは幸いでした。
10分程度して、給油組も合流。やはり飛騨街道経由も同様の雨雲の遭遇したようでした。

そんなわけで、午後6時を過ぎて道の駅での解散となってしまいました。
2ヶ月前と同じように、ここから国道41号へ出て、小牧近辺を走る頃には
天気は完全に回復し、わたしはびっくりドンキーを恨めしく横目で見ながら帰宅しました。

このところのツーリングでは、雨装備は欠かせない!が合言葉となりました。
家からのわたしの総走行距離350キロほどでした。