2003年10月4日(土) はれ
和歌山ラーメンを食べてみたいと思わないか?
(レポート:やすなり)
10月1日から高野龍神スカイラインが無料解放されました。 高野龍神スカイラインは和歌山県と奈良県の県境を南北に走るワインディングロードです。 和歌山県なら日帰りでも行けない距離じゃありません。
まてよ、和歌山?
和歌山と言えば和歌山ラーメンが有名じゃないですか! 龍神スカイラインよりも和歌山ラーメンの方が気になってきました。 ビバとんこつ。
今回の同行者は、ひろさん@スカイウェブ、DDさん@CBR600FSロッシのお二方ですが、ヒロさんは次の日のソースカツ丼ツーに参加予定でDDさんは前日に単独でソースカツ丼を食べてきたとの事。 食べ物関係のツーには必ず2人の影があるような気がします。 見習わなくては。
集合場所の東名阪御在所SAです。
ヒロさんは国23号で、DDさんは東名阪で、私は伊勢湾岸道で来るというバラバラぶり。 この人たちにはチームワークって言葉がないのでしょうか?
予定通りに8時ちょい過ぎに御在所SAを出発し、東名阪亀山まで進んでそのまま名阪国道に入ります。 名阪国道は覆面パトカーやら白黒パトカーやらオービスなどが目を光らせてますので注意が必要です。
休憩場所の針テラスには9時に到着。 ここは大きな駐車場とサービス設備が充実しているのでのんびり休憩するにはピッタリです。
抜群のツーリング日和なので、バイクの数も多いですね。
スポーツバイクからアメリカンバイク、オフロードバイクと種類も豊富。 それぞれがそれぞれの目的地に向かって出発して行く姿はなんだかカッコいいです。
ラーメン屋さんの開店時間に合わせて出発時間を調整していると・・・・。
さすが女子ソフト部部長。 いつ何どきも忘れるわけにはいかんのです。
なにやら粒々が沢山入ったソフトを食べてました。
さて、ラーメン屋さんに向けて出発するわけですが、走りだしてからCBR600の2台はガソリンがピンチな事が判明。 ヒロさんがヘルメットの中で笑ってます。 ここは我慢の燃費走行。
西名阪道から阪和道に入っていよいよラーメンが近づいてまいりました。
ヒロ@スカイウェブにぶっちぎられる図。(ヒロさん撮影)
阪和道を和歌山ICで降りてすかさず給油。 バイクのおなかは満たされましたが、こんどはライダーがガス欠になりそうです。 はやくラーメンを食べなくては。
1軒目は山為食堂さんです。 11時開店直前に到着する事ができました。
とんこつ系のラーメンで有名ですが、「食堂」なのでラーメン以外もあります。 誰も頼んでませんでしたが、うどんもあります。
店の開店と同時に店内はお客さんであふれてしまいました。
近所の人はもとより、タクシーやマイクロバスで来る人もいたので、どこかの観光ツアーコースになっているのかもしれません。
注文してから待つ事10分、待望のラーメンが運ばれてきましたよ!
見るからに「濃!」って感じです。
とんこつ系が苦手な人には地獄かも。 いただきまーす。
あまりの美味しさにほころぶ笑顔の部長。
ごちそうさまでした。
どんぶりの底に豚骨の粉が残ってるのがわかります。
まあ、ラーメン1杯では我がタンクの満タンには程遠いので、もう1軒行く事にします。 待ってろよ井出商店。
2軒目に予定していた井出商店は横浜のラーメン博物館に出店したり、ご当地カップラーメンになったりしてますから知名度はかなり高いです。
お店は大通りに面してます。
おや?
開店前だというのに既に行列が! さすが有名店ですな。
でも客層を見ると、地元の人というよりも、観光客が多そうです。 観光地化してます。
私たちもそのうちの1人。
行列の最後尾で待つ事20分、やっと店内に入る事ができました。
そこで出てきたラーメンは
「これまた濃!」
と言うぐらいの豚骨。
いただきます!
ダメだー耳から豚骨が出そー、とか言いながらなんとか完食。
ごちそうさまでした。
さてと、もう忘れちゃってるかもしれませんが、もう一つの目的である高野龍神スカイラインに向かう事にしたのです。
が、こってり豚骨2杯が胃袋の中に居座ってるのでいきなりロングな移動はできません、道の駅「紀の川万葉の里」で休憩です。 前傾姿勢は自殺行為なのです。 胃袋がギブって言ってます。
のんびりー。
思わぬ所で時間をロスしたような気がします。 もしかして今日中に帰れないカモと不安がよぎりましたが、バイク乗りに弱気は禁物です。 いつでも攻めの姿勢が大切なのです。 このまま行きましょう。
高野山を抜けるといよいよ高野龍神スカイラインの始まりです。
片側1車線の整備された道で、車も少ないとはいえませんでしたがパスできない程の量ではないので、いいペースで走る事ができました。
高野龍神スカイラインを走る図。(ヒロさん撮影。おや、ヒロさん、対向車線を走ってませんか?)
S字コーナーとアップダウンの組み合わせでバラエティにとんだコースを堪能していると、そこには素晴らしい眺めが待っていました。
護摩山山頂からの眺めです。
やっほー!って言いたくなります。
さてと、ここから名古屋に向けて帰りのルートを確認すると・・・・県道735(龍神十津川線)なるイイ感じのクネクネ道があるじゃないですか。 これは通らずにはいられません。
県道735を快走中。(ヒロさん撮影)
でも快走したのは最初だけで、後半はあまりのクネクネさ加減に疲れちゃいました。 体力なさすぎ。
ヘトヘトになりながら道の駅「十津川郷」で一休み。
ここは温泉地なので駐車場の片隅にも温泉が出ています。
ひとっ風呂浴びたい気分ですが、いかんせん湯船が小さすぎ。
手のひらだけ温泉気分になりました。
あとナイショなのですが、ここの駐車場から隣の旅館の露天風呂が見えます。(おお!)
ノゾキはいけませんよ!
目的のものは見えたのかな?
目の保養もすんだ事だし、次は谷瀬の吊橋です。
ここの吊橋は鉄線橋としては日本最大級の長さ300m、高さ50mという人を怖がらせる為に作ったとしか思えないスケールです。
しかも着いたら夜でした。
橋の入り口には脅し文句が。
ラーメン2杯で体重の重い人はどうしたらいいのでしょう?
暗くて足元が良く見えませんが、勇気をふりしぼってわたりましょう。
そんな私とはウラハラに、やる気満々で渡る人がいます。
こーゆー時は男よりも女性の方が肝がすわってるのかもしれません。 さすが部長!
吊橋を渡り終えて現在時刻は既に18時を大きくまわってます。 夕食に天理ラーメンを提案しましたが速攻却下されました。
帰りは天理ICから名阪国道→東名阪→名古屋高速という楽チンルートで帰ってきました。
本日の走行距離750キロでした。